呑川は泣く日もある
東急田園都市線桜新町駅付近あたりが水源という呑川(のみかわ)があります。
名の由来は「呑める川」とも、氾濫によって付近の村々を「呑み込んだ川」とも言われているそうで、はっきりとはしないようですね。
自転車で桜新町駅から降りていくと、国道246号(玉川通り)から目黒区に向かって川に沿って桜並木が続いています。
そこからは下り坂が続いて、呑川の河口にむかうと旧呑川と新呑川に分流します。旧呑川は埋め立てられていて、緑道と公園になっています。
呑川は雨天時には汚水混じりの雨水や道路上の汚れが流入する他に、街路樹からの落葉や不法投棄物などが水質悪化の原因となっているとか。
たしかに、蒲田付近では春から夏にかけての気温が高くなる時期に河川が白濁しているのがみられます。
なんと、このあたりはシン・ゴジラの舞台になっているんですね。ゴジラは風の塔と浮島JCTの間ぐらいに出現すると、羽田D滑走路沖を通過して多摩川河口へやってきました。
多摩川河口はけっこう船やモーターボートが騒がしいんですけど、鳥たちはそれなりにみんな仲良くすごしていて、くつろいでいるようです。
太陽のキラキラがなかなか美しい場所なので、ひとりで落ち着きたいときにいいですよ。ネコもぶらぶらしています。