ネナシカズラずらよ~

ネナシカズラずらよ~です。

ヘーパイストスという神

光と闇のセッション、続いて登場したのはヘーパイストスのカルマでした。


ヘーパイストスギリシア神話に登場する神です。古くは雷と火山の神だということですが、後に炎と鍛冶の神とされました。セッションはここから。


「ヘパイストスはゼウスとヘラの息子でした。その容姿の醜さゆえ、ヘパイストスは母ヘラに捨てられてしまったのです。幼い頃の母親への恨みから、ヘパイストスは女性を心から愛せなくなりました。

 

女はどうせ男を裏切るものだ。信用なんか出来ない。脅迫観念はますます強くなり、ヘパイストスは自分と同じように女達を苦しめたいと考えるようになってしまいます。


そして、彼は自分で自分を美しいと自負する女性の家の玄関に毒を置くようになりました。彼はスカーフと甘い詩を綴ったカードを添えたのです。

 

喜んだ女性はすぐに美しいスカーフを背に巻きましたが、そのスカーフは一度巻いたら二度と皮膚から離れられないというものでした。

 

そして、無理やり脱ぐと首と顔の皮が剥がれ落ちてしまいました。その現場を隠れて見るのが、ヘパイストスの唯一の楽しみだったのです。五十人の女性に対してその手口は使われました。」


オリュンポス十二神の一柱と言われる神様ですが、けっこう怖いですね。昔の神話はとても人間的ではありますね。